社協って?(大木町社会福祉協議会について) 職員紹介

職員インタビュー

荒巻さん

大学卒業後、バレーボールの実業団チームに所属し、鹿児島にある病院併設の通所リハビリで介護福祉士として働いていました。身体介護や入浴介助は大変なイメージもありますが、自分は嫌と感じたことはなく、むしろ、利用者さんらとのレクリエーションの時間は本当に楽しかったです。
数年後、地元の大木町に戻り、病院勤務やジムのインストラクターを経験した後、H25年に大木町シルバー人材センターに入職しました。

11年間のシルバーの仕事では、会員さんに替わり急遽、荷下ろし作業に行くことになり、会員さんらと一緒に汗だくになって作業したことや、それまでの時給制から請負制に移行する際にとても大変だったこと、自分の力不足もあり会員さんやお客様の要望に十分に応えることができずに悩んだことなど、今となってはどれも大切な経験だったと感じています。

シルバーで長年一緒に仕事をしてきた上司の猿渡局長からは本当に多くのことを学ばせて頂きました。局長は、依頼主や会員さんとの交渉・調整など、単に業務を捌き、こなすのではなく、お客様や会員さんらとたくさんの言葉を交わし、コミュニケーションを大切にしながら、仕事を通じて「人」に向き合い、「人」と繋がることを大事にされていたように思います。
私自身も、局長には及びませんが、シルバーで働いたことで会員さんをはじめ色んな人達と出会い、繋がることができました。この大木町には都会的な特別なものはないかもしれませんが、田舎の小さい町ならではの良さがきっとあり、その一つが「繋がり」なんだと思います。人と人とが繋がり合い、支え合う、それらがきっと「誰もが安心して暮らせる町」に繋がっていくんだと思います。

大木町は自分が小さい頃に楽しい時期を過ごした大切な場所です。自分の子ども達にも私と同じように、大木町を大切な場所と自然に感じてもらえるような町にしていきたいです。
そのためにも、「私自身が自分らしく健康に生きる」ということも大切なことなんだと思います。今後、新しい職場で新しいことにチャレンジしていく訳ですが、仕事を頑張ることはもちろんですが、支えてくれる家族との時間や大好きなバレーボールの時間も大切にしていきたいと思います。

シルバーでは、会員さんも職員も年上ばかり(しかも女性ばかり!)で気を遣うことも多かったことと思います。仕事面では、新しい請負制度を始めた時や事故が起きた時など、本当に色んな時間や苦労を共にしてきました。彼は決して派手なタイプではないですが、一つ一つをコツコツと誠実に対応し、人を支えることができる力を持った職員です。
これからは、「課題解決力」と「そのためのアクション」を起こせる職員を目指して欲しいです。誰かに言われてやるのではなく、自主的・主体的に考え、「しないための理由探し」ではなく、「やるための方法探し」ができる、そういった職員像を期待しつつ、これからも応援しています。

田中さん

私が小学生だった時、身体障害のある叔母を支えてくれたヘルパーさんとの出会いがきっかけです。叔母がヘルパーさんと楽しそうに会話しながらリハビリへ向かう姿や、その時の叔母の笑顔が今でも心に残っています。その頃から、「自分も誰かの笑顔を生み出す仕事をしたい」と思うようになり、今の仕事を希望しました。

利用者様一人ひとりに、寄り添いながら支援できることに、日々やりがいを感じています。入職してまだ半年ですが、「ありがとう」と直接言っていただけることもあり、そのたびに自分の仕事が誰かの役に立っていることを実感しています。
さらに、様々な利用者様と接する中で、物事に対する価値観や感性の違いに触れることができるのも、この仕事の魅力の一つだと感じています。毎日、新たな発見と学びの連続で、充実した日々を送っています。

毎朝行われる班の朝礼では、支援方法に悩んだり、わからないことがあったりする際に、班内で気軽に共有し合う時間が設けられています。そのため、担当職員が不在の場合でも、他のスタッフがスムーズに対応できる場面が増えています。
また、朝礼以外でも、必要に応じて報告し合いながら、自然と相談できる雰囲気があり、コミュニケーションがとても取りやすいと感じています。チーム全体で支え合い、協力しながら働ける、あたたかい環境が整っていることに日々感謝しています。

将来的には「社協のことなら何でも聞いてください!」と自信を持って言えるようなオールマイティーな職員になりたいと思っています。もちろん、私自身まだ社協について学ぶべきことが多くありますが、これから幅広い業務に挑戦し、着実にスキルを身に付けていきたいです。
自分の成長を感じながら、一歩一歩前進していくことで、誰からも信頼される存在へと成長できるよう、これからも努力を続けていきます!!

採用面接では、その素直さや屈託のない笑顔に、人間的な魅力や可能性を感じました。人と関わるのが仕事の社協職員。田中さんからは、相手に好かれること以上に、まずは自分自身が相手をよりよく知ろう、好きになろうとする気持ちや姿勢が感じられます。誰に対しても同じように優しくでき、またそれを、当たり前かつ自然にできるところが、田中さんの強みだと思います。今後も”ふくしビト”としての成長を期待しています。

中村さん

小さな組織ならではと思いますが、自分の意見や思いが上司に届きやすく、また、上司にも丁寧に汲み取って頂いており、モチベーションアップに繋がっています。
仕事自体は、想像していたよりも忙しいですが、事業も多く、対象者も幅が広い中で、「よく10数人でやっているな、、」というのが正直な感想です。

以前は、社協の存在すらよく知らず、「募金や献血、老人ホームの運営などをやっているところ?何かしら頑張っているところ?」ぐらいの認識しかありませんでした。
しかし、前職の行政関係の仕事で、社協の職員さんらと関わる機会があり、「住民の方の近くで、誰かの力になることができる」、そんな社協の仕事に興味を持つようになりました。
また、自分自身、障がい分野にも興味があったことから、チャレンジする気持ちで社協に入りました。

例えば、重度の障害の方で、自分で思いを伝えることができない方や理解自体が難しい方に、どのように支援を行っていくかなど、戸惑いや難しさを感じることはあります。
しかし、職場では、分からないことや困ったことがあっても、「大丈夫、私も自信ないけど一緒にやってみよう」と相談員同士で支え合ったり、冗談を言い合える雰囲気があるので大変助かっています。

支援する側とされる側、そういった区別なく、純粋に「この人なら話してみようかな」と言ってもらえるような、そんな地域に根差した社協職員になりたいです。
座右の銘は、「有言実行」と「感謝を忘れない」です。大木町の皆さま、どうぞ宜しくお願いいたします。

「自主性や積極性のある職員が欲しい」との思いで採用した職員の一人。中村さんには、自分で調べ、考え、解決案まで導き出せる、そんな「企画力」や「課題解決能力」を発揮できる職員になって欲しいです。2人の子どもさんを育てながらの新しいチャレンジ、チームで共に歩もう!!

北島さん

私は大木町の出身で、以前は、町外で介護関係の仕事をしていました。
仕事と並行して、地域で消防団などの活動に取り組むうちに、次第に、大木町で仕事と生活の両方を一体的にやっていけたら、と考えるようになり、大木町社協に入職しました。
入職してからは、今まで仕事と生活が、それぞれ“点”でしかなかったものが、“線や面”で繋がるような、そんなやりがいや楽しさを感じています。

数年前に、町の体育館で老人会の運動会を開催しました。約450人もの地域の皆さんが参加され、自分が携わった1つのイベントをきっかけに、たくさんの方達の笑顔を作れたことは、本当に嬉しかった思い出の一つです。
地域の方からは、たくさんの様々なご意見を頂きます。時には、その意見を取りまとめたり、調整したりに苦慮することも正直あります。ですが、地域の方から、「あなたがいるから頑張っているとよ」、「北島くんが言うなら、せやんたい」と言って頂ける、そんな皆さんの声が、私の日々のエネルギーになっています。

職場全体として、コミュニケーションが取りやすく、明るい雰囲気です。
また、やりたいことにチャレンジができ、かつ、自分の時間も比較的持ちやすい方だと思います。
困った時には随時、職員間でミーティングをしたり、相談したりしやすい環境も整っていると思います。

社協では、地域の方や色んな分野の方と繋がり、一緒に取り組み、一緒に笑顔や喜びを創っていくことができます。
たくさんの笑顔を見ていると、自分もイキイキしてきて、心が豊かになるような気がします。そういったところが、社協の楽しさや、やりがいだと感じています。
また、「何か資格を取ってスキルアップしたい」という時も、上司を含め組織として応援してくれます。
色んな人の生き方に触れることで、自分や家族の生き方についても考えるようになりました。小さな幸せを感じつつ、自分も豊かになっていく、、そんな大木町社協で、一緒に仕事をしてくれる素敵な職員さんをお待ちしてます!

誠実で、とことん仕事熱心な頑張り屋さん。誰に対しても優しく、思いやりがあるので、皆からも慕われています。
大木町社協に必要な方なので、今後も地域福祉班をぜひ引っ張って下さい!!

1日のスケジュール例

8:30全体朝礼
8:35班ミーティング
8:40デスクワーク
10:00地域活動に参加
-いきいきサロンや老人クラブの支援
-校区や自治区活動への参加・支援  
-研修会や講座の開催など    
12:00昼休み
13:00デスクワーク
15:00地域活動に参加
-買い物や移動、生活など各種支援
-地域の強み・困りごとの把握、社会資源の把握など
16:00各種会議やミーティング
-行政会議、局内会議、班会議など
-近隣市町村社協との情報共有など
17:15終業

吉村さん

私は事務所内での仕事が中心ですが、それでも地域の人と出会う機会は多く、地域の中に「こんなに頑張っている人がいるんだ」と知れることは、日々刺激になり、また、自分自身の視野や世界が以前よりも広がった気がします。
入職してしばらく経った頃、自宅の近くでたまたま区長さんにお会いし、区長さんの方から声をかけてもらいました。社協の職員として、地域の方に覚えて頂けていたことが、とても嬉しかったです。

私は子育て中ですが、職場には、子育てを経験した職員も多く、入職当初からとても心強かったです。
また、子どもの急病や用事等でお休みが必要な時にも、休暇や短時間勤務の制度、周りの理解やフォローがあるので、働きやすい職場だと思います。
元々、インドア派な私ですが、地元の農家さんから社協に野菜の寄附を頂くことがあり、取れたての野菜を見るうちに、最近では自分で野菜を育てるようになりました。

何かやりたいことがあった時には、はじめから「ダメ」ではなく、後押ししてくれる雰囲気があります。
最近では新型コロナの影響により、地域での色んな人と人との交流や繋がりが、希薄になってしまいました。ですが、自分自身もそうだったように、子どもの時のそういった地域の繋がりは、子ども達を大きく成長させてくれます。
今後、高齢者や子ども、その他色んな人が集まり、新たな繋がりを持てるような居場所を作っていく、そういったサポートをしていけたらと考えています。

会計の期限など、バタバタと忙しい日もありますが、それでも、仕事とプライベートな時間のバランスが取りやすい職場だと思います。
大木町社協で、ぜひ一緒に「おおき(大木)な笑顔を咲かせましょう!!」。

事務を淡々と、一人でさらりと処理してしまうスマートさを持った職員です。
一方で、周りのベテラン職員らに対しても、新しい取組みを提案し、「やろう!」「変えよう!」と奮闘する、熱意ある職員です。

1日のスケジュール例

8:30全体朝礼
8:35デスクワーク
-メールや郵便物のチェック
-振込作業や経理伝票の確認
10:30日常生活自立支援事業の利用者宅訪問
12:00昼休み
13:00外回り(銀行や郵便局、役場など)
14:00 広報誌作成打ち合わせ(広報誌担当や印刷業者)
15:30デスクワーク
17:15終業